今日、下級生の大腸内視鏡をみていて、終わった後に、
「(横行結腸で)あんなに押しても、S状結腸が伸びすぎていて、力が伝わっていない。そんな状態で押して押してを繰り返して挿入できたとしても、患者さんは痛いし、結局挿入した本人の自己満足にしかならない、先に(後々に)続かないCFだと思う。もっとしっかりS状結腸の短縮をやらないと・・・。
挿入しようという気持ちはわかるけど、上達しようという気持ち・そういう何かが伝わってくるCFではなかった。」
と、いったら、
「Sの短縮しようとしていたじゃないですか!」
といわれてしまいました。
僕もまだまだ若輩者です.あえて生意気言いますが、
ある程度人の(とくに自分より未熟者の)の大腸内視鏡をみていると、その人が何をしようとしているのか、または、技術の向上を考えているのか、その症例が今の一例でなく先に続く一例なりそうなのか(なるような意識でやっているのか)は伝わってくるものと思います。
そう思いながらいつも僕は他人のCFを見ています。
このDrの場合,
S状結腸の短縮方法を知っていてやっているけど上手くいかないのか、
知っているつもりだけど、実際はわかっていなくて上手くいかない のか、
しかも、そのわかっていないということすらも知らないのか、
下級生がわかっていないのは上級生の自分の責任なのか、
単に機嫌が悪かったのか・・・
大腸内視鏡の挿入は透視下とか磁気ナビとかないと客観的には説明不足で、主観的なことばかりとなり非常に難しいですね。
などなど、いろいろ思ってしまった一日でした。
あなたはどう思われますか?(僕のホンネは続きをどうぞ)
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